心身科学部健康栄養学科では、
国際的な視野を持つ管理栄養士を養成するために、
希望者を対象に海外研修を行っています。
栄養学の先進国・アメリカで18日間にわたって、
大学での研修や病院、福祉施設の視察、ホームステイ体験を実施します。

栄養士界をリードするアメリカへ。

アメリカは、栄養士発祥の地であり、世界の栄養士界をリードしています。日本の管理栄養士にあたる登録栄養士(RD:Registered Dietitian)は、社会的地位や人々の認知度が高い職業の一つです。

日本とアメリカの管理栄養士の違いを実感。

フードサイエンスで世界トップレベルの実績を誇るカリフォルニア大学デービス校で、栄養に関する講義を英語で受けたほか、RDが働く病院や老人福祉施設、学校給食センターなどを見学。特に印象的だったのが、病院ではRDが医師と対等な立場で患者さんのケアに取り組んでいたこと。患者さん一人ひとりの食事や栄養指導はRDに一任されていたのです。日本の医療現場でも、アメリカみたいに管理栄養士の専門性がもっと発揮されたら、患者さんによりよい栄養ケアができるんじゃないかなと感じました。

ホームステイ先で
日本食づくりにチャレンジ!

滞在中、私たちは2人1組で一般家庭にホームステイ。感謝の気持ちを込めて、お好み焼き、ちらしずしなどの日本食を振る舞いました。そのとき、食文化の違いを実感した出来事がありました。みたらし団子をつくったチームは、ベジタリアンのホストファミリーから「原材料にアルコールが含まれるしょうゆは口にできない」と言われ、急きょ、タレをジャムでアレンジ。日本人の多くが大好きなモチモチ食感も珍しいらしく、不思議そうな表情で食べていたそう。ホームステイを通して、多民族国家ならではの多彩な食事風景を知り、「食」の価値観が広がりました。

タレをジャムでアレンジ

体験者の声。なぜ海外研修へ?

  • 希望者は全員行ける
    研修だったから。
    大学生活が充実するかな
    と思って

    海津 遥さん

    愛知県立半田高校出身

    アメリカのスーパーマーケットでは遊び心のある陳列をしていました。「わぁ!」って笑顔になるような。私も就職予定の食品会社で、心も元気にできる商品を開発し、食を通して人々の幸せをサポートしたいと考えています。

  • アメリカの登録栄養士が
    どんなふうに活躍しているか、
    見てみたかった

    安立 侑以さん

    愛知県立名古屋西高校出身

    病院の管理栄養士をめざすきっかけになったのが、この海外研修でした。管理栄養士が患者さんにより多くのことを働きかけられるよう、医療現場の変化に貢献できたらと考えたのです。「食」と「命」をつなぎたい!

  • 医療や食に関わる仕事が、
    日本とアメリカで
    どう違うか、知りたくて

    杉浦 芽維さん

    静岡県立袋井高校出身

    アメリカに比べて日本の管理栄養士は発展途上。今後、病気の治療だけでなく予防もますます重要になり、管理栄養士が大きな役割を果たすでしょう。私も将来、食の面から医療や健康づくりに貢献したいと思います。

  • 小・中学校の海外研修で
    うまく異文化交流できなくて、
    再挑戦したかった

    荻野 千春さん

    愛知県・私立愛知高校出身

    アメリカでは、英語に自信がなくても、仲良くなりたい一心で積極的に話しかけました。おかげで現地の友人ができ、今でも仲良くしています。この行動力を活かし、栄養教諭になって子どもたちに食の大切さを伝えたい!

  • 両親が「行ってきなよ」と
    背中を押してくれたから

    佐藤 真生子さん

    静岡県立袋井高校出身

    海外研修で学んだのは、コミュニケーションでは「伝えたい」「理解したい」という気持ちが重要なんだってこと。就職先の薬局ではお客様一人ひとりとの対話を大切にして、食と健康に関するアドバイスをします!

Pick Up!

食のスペシャリストを
めざすなら

心身科学部健康栄養学科

「保健や福祉も含む医療系」の管理栄養士を養成します。理論と実践の両面から学ぶ臨床現場を想定した演習を豊富に用意しています。また、医療系に加えて、商品開発、フードビジネス、学校給食などの現場で求められる知識・技術の修得をめざしています。